結婚LABO(ラボ)他人に聞けない結婚式の悩みに プランナーの本音トーク続々!プロフェッショナルガイド

結婚式といえばホテル一辺倒だった時代が終わって、ゲストハウスの登場や、ウエディングに力を入れるレストランが増えたことによって、結婚式のスタイルはすごく変わりました。
いちばん変わったことは、自由度の高い結婚式ができるようになったことでしょうか。
では、自由度の高い結婚式って何?
ざっくりまとめると、次の2つです。

Point1

貸切感×テーマウエディング=ストーリーやコンセプトを大事にしたオリジナリティ

最近よく耳にするのは、こんなご希望です。
「入口にウエルカムボードや私たちの写真を飾りたい」
「パーティの合間にゲストがくつろげるようなセカンドルームがほしい」etc.
そうなると必要とされる会場のスペックは、貸切にできることですよね?

ただ、貸切にできても制約が多いと、ゲストにとっては、どこかで見たことがあるような平凡な結婚式になってしまいます。
そこで重要なのが、テーマウエディングができるかどうか。
たとえば会場内を好きな色で統一したり、コーディネートや演出アイテムに、おふたりのエピソードをちりばめたり。これがテーマウエディングです。

つまり、貸切感があって、テーマウエディングができれば、オリジナリティが生まれます。
その結果、もしも「先週も○○さんの結婚式でここに来た」というゲストがいらっしゃったとしても、「先週と雰囲気がちがう。全然かぶってない!」となるわけです。

Point2

結婚式+付加価値=社会貢献ができるソーシャルウエディング

会場のスペックやコーディネートといった、物理的なトレンドとはちがい、精神的なトレンドとして今注目されているのが、ソーシャルウエディングです。
ひとことでいうと、「結婚式で社会貢献」。

たとえば、キャンドル代の一部を義援金として震災被災地に寄付したり、婚礼料理の素材に、ソーシャルファーム(ハンディキャップをもつ方々が働く畑)で収穫された野菜を使ったり。
もっと掘り下げると、おふたりが結婚式の準備期間にソーシャルファームへ行って収穫のお手伝いをしたり、恵まれない子どもたちの施設へボランディアに行ったり。 そして、その様子をプロフィールビデオとして披露宴で上映すれば、他にない大きなテーマ付けにもなります。

社会貢献やボランティアって、興味はあるけどなかなかできないですよね?
でも、結婚式をきっかけにするとしたらどうでしょう?
結婚とは、おふたりがこれからより社会とつながっていくことであり、子どもを産んで育てるということ。
おふたりの決意や覚悟を、感謝を伝えるべきゲストのみなさまに、こういった形でお伝えするーーそれこそが、ソーシャルウエディングの真の意味であり、結婚式の付加価値だと思うのです。

森 美知

Michi Mori

ウエディングドレスのスタイリスト、レストランウエディングのプロデューサー、ホテルの婚礼スタッフ、ウエディングホテルのプランナーを経て、現在、「神戸北野迎賓館 VICTORIAN HOUSE REINTEI」でウエディングプランナーとして活躍中。「結婚式をすることの意味や価値を感じていただくのがプランナーの使命です」
バリューマネジメントグループ